キャラクターを生かしたワインには、ローヌの気候風土が全て閉じこめられていた。
オランジェの町の北西20km程いくと、コート・デュローヌの素晴らしい生産
地帯が広がる中にケイランヌ、サブレ、セギュレ、と並び評価の高いラストー
村がある。1920年からワイン造りを始め、その後、1948年頃から瓶詰
めをし自社ラベルのワインを売り始めた。
おしどり夫婦と云う言葉がピッタリのこのドメーヌは、息子のポール・エミー
ルと3人でどんな年でも、とても魅力的な力強いワインを造り出す。畑の平均
樹齢は35才〜40年。タイエは、シラーはグイヨーサンプルで剪定、それ以
外はコブレ。
生産者のポリシーは、その年の気候がそのままワインに反映するようにと、ワ
イン造りに余計な手を殆ど加えないことだという。
所有畑 32Ha 生産量 60000本
コート・デュ・ローヌ・・・・ グルナッシュ80%、シラー10%、カリニャン10%
C・D・R ラストー・・・・ グルナッシュ70%、シラー20%、ムールヴェードル10%
(樹齢40年のV・V 35HL 6ヶ月間樽熟)
キュベ ポール・エミール・・・・ グルナッシュ60%、シラー30%、ムールヴェードル10%
(樹齢80年のV・V 25HL 良い年のみ生産)
コート・デュ・ローヌ ブラン・・・・ ヴィオニエ、グルナッシュブラン、クレレット 1/3づつ
コート・デュ・ローヌ ロゼ・・・・ グルナッシュ70%、サンソー30%、シラー少々