ROHNE　（ローヌ　〉

MUCYN　　
〈ミュッサン〉

リヨンの南、北ローヌ地方に1750年に建てられたオーベルジュを買い取ってジャン・ピエール・ミュッサン氏と奥さんのエレンヌさんが2000年に始められたドメーヌ。
クローズエルミタージュブランは、少し黄土色系の泥土質系粘土石灰質の土壌、輝きのある金色、若いうちは少しミドリがかったニュアンスがある。香りは複雑さもあり繊細。白い花のアロマと西洋サンザシの実、香ばしい香りもある。バランスが良く、厚みがあり、とても長く続く余韻がとても心地よい。ルージュは紫がかった濃い色、赤いフルーツの香り、グリオット、甘草などのスパイシーな香りが特徴。非常に細かいタンニンがしっかりとあるが、滑らかで余韻も長く、後味のフルーティさにどんどん厚みが出てくる。畑はクローズエルミタージュでも北に位置し、傾斜もある。サンジョセフブランは、少し黄色がかった透明感のある金色、野菜の花の香り、炒ったアーモンド、アプリコット、プルーン、ふくよかな味わいで口当たりは滑らか、ヴォリューム感ときりっとした酸のフレッシュ感のバランスが良く、アフターの余韻が長い。サンジョセフルージュは、紫がかった濃い色、ミュールなどの黒いフルーツの深い香り、カカオや甘草などのスパイシーな香り、しっかりした骨格で、細かいタンニンが沢山あるが完熟しているため滑らか。アフターの余韻も長くエレガントでふくよかな味わい。畑は傾斜がある。ロダニエンヌは、アルデッシュにある傾斜のある畑でつくられ、緑がかった濃い色、赤いフルーツの深い香りとピンク・グレープフルーツの香り、軽やかなタンニンで余韻も長い。若いうちから楽しめるワインです。

Domaine　MUCYN

last update 2017.6.8