**なんと!2003年2月26日に大阪・梅田のホテルモントレ大阪でローヌの超新星
ドメーヌ・アフィラントのダニエル・ブール夫妻をお迎えしての大試飲会を行いました。**

 日々さま、取材ありがとうございます。主催はあくまで3人でしたので、記事中、3名の名前とさせて頂きました。

3件の連絡先は、
池原酒店 大阪府大阪市城東区関目2-9-30 電話 06-6932-1337 FAX 06-6932-1361
篠原商店 兵庫県尼崎市長洲中通1-9-4 電話 06-6401-0717 FAX 06-6401-2255
酒の店ワキタ 大阪市東住吉区西今川2-6-9 電話06-6702-5726 FAX 06-6700-9343

生産者 銘柄 コメント
パトリスマルク キュベノエールブラン 味のあるシャンパンです。ロゼはテスト販売だったのに仏で表彰 口を凍らさない昔ながらの手作業での製造はここだけです。
ブリュット・ロゼ
CAphillanthes 01コートデュローヌ 今回の来賓のアフィラントのヴィエヴィーニュ。ローヌって縛り をとれば、この価格でこのワインは驚異的。オイリーでなめらか ガレとトロワセパージュはまだまだ硬いけれど1週間ほど持つ パワフルさ。ローヌはあけてすぐに美味しいタイプでした。
01コートデュローヌ・ガレ
00コートデュローヌ・トロワセパージュ
00コートデュローヌV.V.
ポミエ 00プチシャブリ プチでさえ並のシャブリの1/3の収穫量という徹底した低収穫量 を維持して凝縮感の高いシャブリは木樽発酵、マロラティック 発酵したもの。ボーロワはアタックの強い感じでレシェはそれ よりはやや柔らかい感じのおいしいものです。
00シャブリV.V.
99シャブリ1erボーロワ
99シャブリ1erコートドレシェ
トルショー 00ブルゴーニュR

誰もがこれがブル赤なのか!と驚くトルショー。さすがに その人気は凄まじく、入荷前からの割り当て制限があります。 年末に入荷して、もう品切れ直前になっています。次ぎになく なるのがモレサンドニです。この上の畑名ワインはどれもテロ ワールを感じさせる素晴らしいもの。オーコンボットはモレサン の村人が特級にこだわらなかったためにグランクリュ街道にあり ながら一級扱いというお得なワイン。シャルムは甘い蜜のような 香り、クロデラロッシュは野性的な香りを抜栓時から感じました。

※トルショーのブルゴーニュ・ルージュ00は完売

※シャルムシャンベルタンVV99は完売 現在00

00モレサンドニ
00モレサンドニ1erブランジャー
00モレサンドニ1erクロソルベ
99シャンボールミュズニィレセンティエ
00ジブレイシャンベルタンオーコンボット
99シャルムシャンベルタン
99クロデラロッシュ
マレシャル 00アリゴテ フランスの日本人大使館で飲まれているマレシャルは、とにかく 畑仕事が大好きで畑にいる方が和むという根っからの農夫である そのワインは、いかにも完熟した葡萄を使ったというような 葡萄を感じるワインです。マレシャルは赤もいいんですが、白も 実にパフォーマンスが高くて素晴らしいです。ブルゴーニュ・ ブランはあっという間に完売、ブルゴーニュ・アリゴテ、オクセ イデュレスブランも昨年は、4月中に完売してしまいました。 どのワインもしっかりつくりこんでいるので、グラスワインにも またOK。抜いてから色んな表情のある素晴らしいワインです。
00オクセイデュレスブラン
00ブルゴーニュRキュベグラベル
99ラドワ
99オクセイデュレス
99サヴニィレボーヌV.V.
00サヴニィレボーヌ ラビエール1er
99ショレレボーヌ
98ポマールシャニエール
アルノー・アント 00シャルドネ ムルソーの素晴らしい造り手アント。シャルドネはムルソー以上 ムルソーはヴィエヴィーニュ以上、グランオディネールは1級 以上のうまみを持つ。今回の試飲会でも用意したもの全て完飲。
99ムルソー
00グランオルディネール
生産者 銘柄
V.ダンセール 00ムルソー・グランシャロン アントともに有名どころになってきたヴァンサンダンセール。 さわやか系のモンラッシェにまったり系のペリエール、そして エレガントでナッツ香のある、まだまだ熟成したいポマール ブズロースなど、素晴らしいワインです。 先日、神奈川から問い合わせがありました。
00ムルソー・ペリエール
00シャサニィモンラッシェ ラ・ロマネ
00シャサニィモンラッシェ テートデクロ
00ポマール ブズロース
ラリュー 00アリゴテ

ラリューはきれいな自然な感じのワインを作っていますが、 それが、下から上まで全てのラリューのワインに感じられる ところが素晴らしい。白は透明感のあるシャルドネのタイプで 上のキュベに行くほど、その立体感を増すけれど、下のキュベも 実に美味しいです。赤は、今回の試飲会場だけでは、わかり にくかったですが、(熱くなりすぎた)後半には、開いた 部分がそれを補ってあまりあるほどにいい感じでした。 特にダンデシェンは1本何万円もするモンラッシェの真隣の畑 なのにサントーヴァン扱いなので、すごくリーズナブル。現地の 人間がハレの日に選ぶワインです。ダンデシャンは犬の歯と いう意味で、石灰土壌がそのような形で畑にあることから そう言われています。

※ラリューアリゴテ00は完売 現在01が通関中

00サントーヴァン レ・コンブ
99サントーヴァン コルトン
00サントーヴァン V.V.
99サントーヴァン ダンデシャン
00ピュリニィモンラッシェ
99ピュリニィモンラッシェガレンヌ1er
00シャサニィモンラッシェ
00サントーヴァンルージュ
99シャサニィモンラッシェルージュ
99シャサニィモンラッシェ1erボードリオット
98ブラニィ
98ブラニィ スールピイ1er
ポールジャナン 00ボジョレーヴィラージュ 100%ヴィオディディナミーの素晴らしいボジョレー。 その、実力はボーヌ以上と言われている。
00ムーランナヴァン
メトラ 00フルーリーV.V. これもアタックの強いがっしりとしたガメイです。
フランク・フォラン 00ペルナンヴェルジェレス1erフィショー 今回、初登場のフランク・フォランは現地の大手ワイン商で ロマネ・コンティとともに別室にて販売されているという 注目の蔵元。今回は入荷したてということもあり、まだ、実力の 数分の一も出ていないようでしたが、その透明感やアフターは 十分熟成を期待させるものでした。勿論92は素晴らしかったです
00アロース・コルトン
00アロース・コルトン1erヴェルコー
00コルトン
92コルトン

ホテルモントレ大阪 での 試飲会 レポート2003.02.26

 先日、行いましたホテルモントレ大阪での試飲会の様子をご報告致します。本来、もっと迅速にお届けした
かったのですが、残務処理や日常の仕事などやらなくてはいけない仕事があり大変に遅れてしまいました。申
し訳ございません。ようやく環境が整いお送りさせて頂く次第です。

さて、当日は私たち販売側が思いもつかなかったようなマニアックな質問も飛び出して、遠路はるばるやって
きたアフィラントのダニエル夫妻、ワインコーディネーターのファビアン夫妻、そして金井親子も大変喜んで
おりました。その中の質問について、二次会のときに聞いた話を書いておきます。
・トルショーの色はなぜ薄い?
おもわず、ロゼか?と叫びたくなるようなトルショーの一連の赤ワイン、私たちは経験が
あるので、それが2年3年と熟成していくと爆発することをよく知っていましたが、初めて体験された方には、
ライトで色も薄いので熟成に向かずダレてしまうのでは?というご指摘を受けたという質問をしましたら、「熟
成がうまく行くためには酸も必要だけれど、ミネラル分も必要。また、いい生産者は葡萄を完熟させてから醸造
にはいる。完熟と酸は反比例の関係あるけれど、完熟したときにでさえ、十分な酸とミネラル分が残るように“
例えば、この新芽を摘むと酸が残る”というようなことを想像して剪定をする。だから、熟成してもなんの問題
もないし、20年、30年、40年も前のトルショーのワインを飲んでいますが、全く問題ない。」また、色が薄い
のは醸しの時間(葡萄の皮などがいっしょくたにつかって発酵)が短いためで、短くする理由は長くつけておく
と種から出るタンニンが出てしまって渋みが出てしまうのを抑えるだめだそうです。トルショーが目指すワイン
には、これでいいというのが、あの色に表れているそうです。ちなみに、マレシャルやラリュー、トルショーは
発酵の期間が全てをいれて3週間、醸しは4日ほどで終わるとのことで、トルショーが同じ日数だけ醸していて
も色が薄いのは、カーブが極端にさむいからでしょうか。
・トルショーのグランバンに異変?
ある若い女の子から、トルショーの上のキュベについて苦手な香りがあると言われて、マキちゃんに引き継いで
いただいて、その後を聞いてみたら・・・・
マキちゃん「後半、会場の温度が上がって赤ワインも飲み頃より高い温度となり、いろんな指摘-ブルゴーニュ
ルージュはいいけれど、それ以上はマレシャルもトルショーもダメ、と聞き、これは“揮発香”だと直感して
ワインの温度を下げたところ、随分違ったと言ってもらったけれど、やはりグランバンが苦手だったみたい(笑)」
なんということでしょう、試飲会の前のセッティング段階でコルクをあけるだけでその存在感をアピールする
グランバンがダメなんて・・・
・正しい空気の触れさせ方
前の日にコルクの長さくらいの分を抜いて軽くコルクをしておいておくといい感じに
なるそうです。強制的にデキャンタージュするとある程度のところで閉じてしまって
今度はなかなか開かないんだそうです。

などなど、いろいろと質問があっておもしろかったです
私も勉強になりました。


会も半ば頃。私気づいてなかったのですが、iBookを覗き込んでおりますね。
アフィラント夫妻とファビアンの奥様。でなんで、そんなに見てるかというと。。。。

岐阜の渡辺さんが現地で写してきた生産者の写真をスライドショーで流していたのです。
重たい思いをして用意した会がありました。

多分、この右に質問者がいると思うのですが。。。。♪(/゜)/ ̄ハィ♪

渡辺さん、佐々木さん、受付ありがとうございました。 日々さん、記事はまだでしょうか?

後半もいい感じ。なんせ、全て美味しいんで、最初から最後までいた人が
ほとんどの感じがしました。

千葉から助っ人に駆けつけてくれた牧野さん。いろいろとありがとうございます。

トルショーの蔵を訪ねた経験のある徳島の多積さんが説明中。

中央が、滋賀から助っ人の土井君。     なかなか飲めなかったので写真だけでもパチリ。

なにやら、合格証を頂いたという多積さん。ほんとにみんなのサインが書いてある。宝物ですな。

シュヴァリエを親子でダブル受賞した

金井親子に皆からのささやかなお祝いを

香川から助っ人のやませ酒販の香西さんから

手渡して頂く。

予想外のプレゼントに大喜びの

マキちゃん。

素晴らしく、おいしい料理をどうも

ありがとうございました。

萬谷シェフを真ん中に

左が、アフィラントのダニエルブール夫妻

右が、ファビアン夫妻。

私もパチリ。
当日の試飲会スタッフ
主催
カーヴィスト協会 関西地区 
池原酒店 大阪府大阪市城東区 
篠原商店 兵庫県尼崎市
酒の店 ワキタ 大阪市東住吉区

来賓
アフィラントのダニエル・ブール夫妻
ファビアン夫妻
強烈な助っ人というより、師匠のかないや親子
千葉のガッツマン マキノさん
東京地区担当 中谷マキちゃん

助っ人に駆けつけてくれた全国のカーヴィストの仲間
福島 外山酒店
岐阜 ワタナベ
滋賀 土井酒店
京都 佐々木酒店
徳島 多積商店 親子
香川 やませ酒販 香西親子
福岡 杉山酒舗

皆様のおかけで滞りなく、開始・終了することが出来ました。ありがとうございます。

当日、ご来場の皆様もありがとうございます。

2/27は私の店の近所の評判の
とんかつやさん“ますいや”さんへ。

実は、かないやさんのお父さんが
一度食べて、感激、その後、ご家族
で来られてまた感激。

今回は、生産者を呼んでの
食事会となりました。

食事にご機嫌のファビアンさんは
、マキちゃんの本にサインと豚の
イラストを披露。

これ以上は実際に食べに行って
見てくださいね。

アフィラントのワインは、ここで買えます。

マキコレのワインは全て、インターネット通販をしておりません。ご購入はお近くの上記店舗に
お問い合わせくださいませ。



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