第五章 野草酵素が現在病を克服する

環境汚染から身を守る

無関心にならないでください。土壌汚染、川、海の汚染、オゾンホールの増大、紫外線の増大、ガンの上昇、炭酸ガスによる温暖化、いろんな深刻な事態が待ち受けています。でも一人一人の意識のもとでかなり改善されるはずです。

土地を荒らした元凶のダイオキシン

ベトナム戦争で米軍が枯れ葉剤を巻いたのが最初と言われています。枯れ葉剤そのものは、2.4.5トリクロロフェノキシ酢酸と呼ばれる除草剤で本来は人体に影響しないはずのものでしたが、製造過程で化学反応を起こし、ダイオキシンが発生しました。日本国内で問題になっているダイオキシンもゴミの焼却などで化学反応を起こし、大気中に放出されてしまったものです。

ダイオキシンは慢性の毒を持っており、体内に入って数年から十数年を経て発ガン症状や免疫不全を起こしてしまう大変恐ろしい物質です。しかも熱や酸性物質、アルカリ性物質にも影響されず一度発生すると分解するのが非常に困難です。さらに現在人に好まれている脂肪分には、溶け込みやすい脂溶性の性質を持っています。

大気中のダイオキシンはやがて地上に戻ります。このため、例え有機でつくった作物でも被害を受けます。いまのところ、研究所近辺は大丈夫ですが、中国大陸からの煤煙がこれ以上強くなればその危険性は高まります。河川や土壌に含まれてしまうと食物連鎖によって人間にも入ってきます。また、母乳を通しても移ることがわかっています。いまのところは大丈夫なようですが、空気中にさらに拡散してしまう事態になれば世界の土壌がやられてしまい、せっかく開発した野草酵素も深刻な被害を受けます。

環境悪化をくい止めることが、次の世代への私たちの重大な責務のような気がしてなりません。

環境ホルモンはなくならない

大雑把に言うと、60兆個の細胞同士の情報伝達をし、それぞれの細胞の働きを調節し、生命活動をコントロールしているのがホルモンです。これが異常を来すと戸起こる代表的な疾患は生殖機能不全による不妊症です。男女を問わずおこりうることで、女性では子宮内膜症として、また男性では精子欠乏症として現れることもあります。いずれにせよ、ヒトの存在そのものが危なくなってきています。1992年のWHOの会議で成人男性の精子数が過去50年間で半減したという報告もなされています。世界的に「男性の女性化」「女性の男性化」「停留睾丸」という症状が若年層に広がっており、精子がつくれなかったり、ガン化しやすいということもわかっています。

環境ホルモンと関係ある症状は、不妊症、子宮内膜症、アトピー性皮膚炎、小児の多動性障害(ADHD)、精巣ガンや前立腺ガン、子宮ガン、乳ガン、卵巣ガンなどの悪性筋腫があるとれています。

予防には、環境を破壊しない行為は勿論のこと、環境ホルモンは脂溶性の高い物質ですので、脂肪分の多い食事を避けることです。つまり生活主観病の克服のために何度も指摘した食事の改善がここでも役立っています。レトルト食品やスナック菓子、ファーストフードはほどほどにして酵素がある食卓にする。これだけでも何年、何十年もたてば差が出てきます。

粗食が日本人を復活させる

動物性タンパク質と油分の少ない物で、玄米や麦などの雑穀を主食として食べることです。そして野菜や芋類の煮汁やみそ汁、佃煮、漬物といったものを副食としてください。

当然のことながらファーストフードやスナック類は禁物です。

健康の為には粗食中心の食卓に切り替えましょう。そうでなければ、せっかく野草酵素をとりいれても効果を最大限に発揮することが難しいことだってあります。

肉や脂中心の生活から粗食に切り替えることが第一歩です。

節食が酵素のある体に作り変えてくれる

ここまで呼んで頂いた方には分かると思いますが、これからは毎日の成果地のなかでいかに酵素を取り入れていくか、またいかに無駄遣いをしないかということになってきます。

まずは、食生活の変化によってあまりに減少してしまった酵素を食卓に呼び戻すことです。発酵食品と生食をこころがけるのも大切です。

さらに重要な心がけは「節食」です。必要な分だけ食べる。酵素研究の面からみても、大切です。食べ過ぎは腸内に老廃物をため込みますし、健康によくありません。また、酵素の無駄遣いになります。人間の寿命は酵素とともに終わりを告げますので潜在酵素を消化にばかり割り当てていますと早死にするという現実があります。

また、病気になった場合、できるだけ体に良い物を食べようとお思いになると思いますが、私は、「絶食こそが最高の名医」だと思っています。どうしてかといいますと、病気を治すのは薬でも医者でもなく自分の持っている自然治癒力であり、免疫力なのです。

消化酵素が新たに入ってくる食物のために機能する必要がないので体内の毒素を分解することに専念出来ます。維持酵素の働きも活発化してきて、体に良い循環が生まれます。

実は野生動物の多くはこの治療法で病気を治しています。薬に頼れない動物たちは、病気になっつたら、何も食べずに自然治癒力を活性化していくのです。

少しばかり発想を転換して健康のためにできるだけ食べないということも心がけてみてください。

21世紀の日本人の寿命を延ばしたい

私は日本人の前途に危機感を持っています。41才寿命説も支持せざるを得ません。アジアや欧米の方と比べて日本人は非常に不健康な生活をしています。飢餓に苦しんでいるわけではありませんが、先進国の中では最も不健康な暮らしぶりです。

戦後の食糧難の時代から食生活改善に取り組んできた私としては日本人は長寿であってほしいと願うが。

寿命の基準が酵素にあることはハッキリしているのですから、なんとしてでも適度な運動と酵素のある生活を実践して頂きたいと思います。

社会システムそのものはますます不健康になりつつあるのでお子さんたちにも酵素のある生活の習慣をつけてあげてください。

本当の医療は予防医療

アメリカでは治療が高額なため病気にならないための予防医学が発達

そこで東洋医学や日本食が注目されている。

これからは病気を治すことが大事なのではなくて、病気にならないことを第一にした医療が世界の主流になることは間違いありません。

人し突然病気になるのではありません、徐々になっていきます。

ですので、病気にならない生活を是非こころがけてください。

第六章 野草酵素は究極の予防医学

発酵食品で生活環境病を克服

対談のなかで

・野草酵素は体毒を分解、排泄してくれる

・決して大げさでなく野草酵素に代表される発酵食品のみが有害物質から身を守る能力を備えているとしか言いようがないのです。

・本来1年はかかるつけものが、スーパーは8時間

うんとビタミンなどの栄養価が上がるはずが全く上がっていない。

・野草酵素の中には必要な成分は全てが入っています。

ビタミン、ミネラル、カルシウム、鉄分、亜鉛などの他、乳酸菌などの善玉菌、さらにアミノ酸まで入っている。しかもそりどれもが自然の良質な成分です。

通常のサプリメントは合成物

・野草酵素に副作用なし

・発酵することにより分子量が小さくなるためにビタミンやミネラルなどの吸収率が37% もアップする

・分子量の小さいカルシウムは貝、そして牛乳です。小魚や海藻はもっと大きくなる。吸収は30%前後。残った70%は排泄される。ただし、体外に排泄される前に胆嚢や腎臓に脂があると結合して胆石や腎臓結石になります。ですので、発酵食品がどうしても必要です。分子量が小さくなって吸収率が高くなる。

・土壌に埋まっている間にも貝化石は発酵しています。私はそれを真似ているだけです。が、世界で一番カルシウムの吸収率が高いのは、うちのカルシウムです。なんといっても吸収率97%です。こんなことは従来考えられなかったことでした。最初に90の値が出たときはデータの取り方を間違えたのではと思いました。

・発酵食品の開発をもっといそぐべき。期待の高まるアガリクスやその他の物もよりパワーアップする可能性がある。

予防医学時代の到来

・電磁波や環境ホルモンもさることながら、土壌に水銀をまくなど作物を有害化してしまっている。

・環境ホルモンは脂溶性。悪い脂はとってはいけない。いい脂はオリーブオイルなど

・ハンバーガーやポテトチップス、インスタントラーメンなどは脂を丸かじりしているのと一緒。