第四章 われわれの生活に酵素を取り戻そう

野草のパワーを引き出す発酵食品

野草の持つエネルギーをを最大限に引き出して、さらに体内に摂り入れやすくするためには、どうすれば良いのかを念頭に置いて開発した結果、大きく分けて、「酵素原液」「野草茶」「野草ワイン」の3種類を開発するに至りました。

なかでも酵素原液はベースになるものです。その作り方を簡単にご紹介します。

野草の酵素を強くするのは強力な土壌菌、全国から長きにわたって採取。

その土壌菌に乳酸菌、酵母菌、糸状菌、などの有用菌52種類を培養し繁殖させます。こうして野草の寝床を作っていきます。

・有機農法の野菜、果物、海藻を細かく刻んで大きな樽にいれます。そして、穀類や貝の化石を加え、さらに菌の栄養素となる黒糖、果糖を加えて土壌菌を引き合わせます。

・さらにそこに有用菌をいれて発酵させます。2週間ほどで黒くドロッとした酵素のエキスが出来ます。そのエキス分だけを濾過してさらに一ヶ月寝かしてやっと寝床づくりの完成です。

・次はいよいよ主役、57種類にも及ぶ野草は、クマザサ、オオバコ、霊芝、ドクダミ、ヨモギ、ハトムギ、アマチャズル、タンポポ、ツユクサ、クコ、エビス草、カキドオシ、カワラケツメイ、赤目柏。これらの野草を波動水で5回に亘って煮詰めていきます。そうすることによってさらに野草の薬効成分が引き出されていきます。

こうして出来た野草のエキスとすでに準備していた酵素のエキスを混ぜ合わせます。そこか熟成作業が始まる。大きなタンクに入れられて待つこと最低でも1年。長いものでは3年寝かします。寝かせるといっても毎日朝と夕方に全体をかき混ぜて空気を送り込むと同時に菌同士のバランスを崩します。これは、おおきなタンクの中では菌のなわばりが出来しまうのを崩すことで、菌同士の勢力争いを起こします。そうすることで、より強い菌が残り酵素の質も向上します。また微生物によっては春夏秋冬、その季節にしか繁殖しない菌もありますかどうしても1年以上かかります。最近は速醸ものが多いですが、1年以上かけた物は体への影響、味も香りも違う物です。

熟成の途中で野草と樹液を加えますが、こういう判断は酵素にききながら行っています。

こうして完成した野草酵素は目安として1日15ミリリットル程度をミネラルウォーターに薄めて飲んでもいいですし、煮物の隠し味として使っても美味しいです。疲労回復や生活習慣病の克服には大きな力になります。

またこの原液を元にアルコール発酵した野草酒(リキュールなどの浸積させたものでなく、それ自体が発酵している醸造酒です。)や野草からつくった野草茶なども好評です。

40年間もガンから守ってくれた

昭和30年頃、野草の研究を始め7年が経とうというときに、母が胃ガンになりました。当時ですから吐血してもはや手遅れかというときに発見され、すぐに手術をしたものの、体力も免疫力も著しく落ちた状態で、まだまだ未知の病気でしたから自分も医師も心配でなりませんでしたが、院長が親戚であり、自分の研究を知っていたので酵素原液を試してみてはどうかということになり、母を助けたい一心で酵素原液を試すことになりました。通常の薬ならもっとためらったと思うのですが、自然の野草の酵素を濃縮させて更に発酵させたものですから、酵素原液の場合は、効果がないということがあっても、副作用や更に悪化させてしまう心配がないというのもすぐに決断出来た理由になりました。胃ガンの手術の後なので、栄養は点滴のみ、私は一日100シーシーを目安に酵素原液を与えることにしました。あらかじめ水で薄めておき、喉が乾けばそれだけ飲むという形です。つまり体内に摂取されるのは点滴と酵素原液のみという形です。それだけにもかかわらず、予想を上回るペースで回復し院長も私も驚いたのですが手術後僅か1ヶ月で退院出来るまでになっていました。院長もこの回復力は病院の看護の力だけでなく、酵素原液のおかげがあるということを認めてくれました。

私は母の回復と共に酵素原液のパワーのすごさを改めて見せつけられたようで、なんとも嬉しかったのを覚えています。

退院してからも勿論、母は酵素原液を半年間毎日飲んでいました。半年でやめてしまったのは、当面はよくなったので安心したのと当時で1本3,800円という非常に高価なものだったためです。するとそれから3年目に恐れていた再発がでました。十二指腸に転移したのです。手術はしたものの、場所が腸ですから消化が全く不良になってしまいました。流動食でもなんでもまったくそのまま出てきてしまいます。

例えば牛乳を口にしたとして腸内を経由して排泄されるまで僅か4分でした。しかも飲んだ量より排泄される量の方が多いという状態でこれは、小腸や大腸の分泌液までもが外に出てきてしまっている状態です。これでは、口から何かをいれればその分だけ体は衰弱していきます。私はこれは酵素原液に頼るしかないと思いましたので3年前と同じく母に飲んでもらうことにしました。最初は牛乳に酵素を混ぜて飲んでもらいました。すると5分が経過し、10分・20分しても排泄されることはありません。「これは助かったな」と私は即座に感じました。

母の問題は、手術によって腸の消化機能が働かなくなったことにありました。それを酵素原液が補ってくれたのです。多くの酵素や微生物が牛乳を分解・消化する役割を果たし、力が落ちている腸を補ってくれたのでした。

殆ど絶望していた母の病状もみるみうちに快方に向かいました。前回は半年で酵素を飲むのをやめた母でしたが、さすがにそれ以降は約40年間にわたり飲み続けました。50代を前にして他界してもしかたなかった母でしたが、最初のガンから40年後の85才になるまで元気に生きてくれました。

ガンだって完全に治癒したわけではありませんでした。80才の頃には乳ガンも発見されましたから、ガンの種はずっと体内にあったのです。ガン細胞の増殖を抑えて長生き出来たのは、酵素原液のおかげとしかいいようがありません。

※ガン細胞というのは、どなたでも持っているものだそうです。それを不活化できるかどうかが問題のようです。

私自身も脳血栓から救われた

手前味噌が続くようで恐縮ですが、自分の体験ほど説得力のあるものはないと思いますので書きます。

今でこそ、大酒は良くないとアドバイスしていますが、昔はそれはそれはのつく大酒のみで、ご飯なんて殆ど食べない、一週間でせいぜい1口程度、後は全部酒、という生活をしておりました。これで体が悪くならないわけがありません、とうとう脳血栓で倒れてしまいました。入院自体は半年間でしたが社会復帰しようにも左半身がマヒしたままで治りませんでした。左足は引きずるしかないために杖をつかわなければ歩けない状態でした。退院後1年経っても全く治らずマヒしたままでした。さすがに参った私は酵素原液を試してみようと思いました。「医者の不養生」とはよく言ったもので、私は医者ではありませんが、人様には酵素原液をすすめ、母親も酵素のおかげで救われたのにもかかわらず、自分で酵素を飲もうとは思ってもいませんでした。

ただちに酵素原液だけを飲むという絶食療法にとりかかりました。18日目に左足のももに感覚があるのがわかりました。つねってみると確かに痛い。「夢じゃなくて本当に治るぞ!」という期待が高まりました。

それから20日間は絶食療法の期間、そして20日間お休みの期間という1クール40日の生活を繰り返すことになりました。2クール目には左手の指を動かすことが出来ました。そして順調に回復していってだんだんと絶食療法の間隔を開けていったのですが、2年後にはほとんど完全に回復いたしました。車の運転だって以前と同じようにできますし、日常生活には難の支障もないまでになりました。

またまた、医者も驚かせるような結果を酵素原液で得たわけですが、誰よりも当の私が一番びっくりしました。自分で研究しているにもかかわらず、正直言って脳血栓に効果を発揮するというのは半信半疑だっただけに酵素の研究を更に推しすすめていこうと研究生活に入りました。

左半身不随というのは、手足の筋肉の問題でなく脳血栓によって左半身に指令を出す脳内の神経が機能不全に陥るために起こる症状です。脳は体の中でも非常にデリケートで血液中の成分もなんでもかんでも入っていけるようには出来ていません。これは、脳の機能を保つためには非常に有効なのですが、いざ、脳の障害を直そうと思ったら薬もなかなか効かないということです。

それでリハビリを重ねてす少しずつでも体を動かして手足の方から動くんだという信号を神経を通して伝えるこちによって、脳神経を開通させようというのが一般的な方法です。ただし、これは気の遠くなるほどの時間と脳血栓をきたした直後には始められないので、完全に回復するのは難しいものがあります。

酵素原液が効果を発揮したのは、まず脳に到達できるレベルであったこということと、維持酵素のおかげで脳内の新陳代謝がうまく機能したからでしょう。

微生物やこ嘘の世界は神秘な宇宙ともいうべきものです。小さなミクロの体になんとすごいパワーの存在していることか!この未知なる宇宙をさらに解明して行きたいと思ったことは言うまでもありません。

※このころ、新潟の水害などで研究所を流されて借金だけが残っていたと時期だと思います。遮二無二働いて無理をしたんだろうと思います。

家畜が証明してくれた「野草酵素は胃酸に負けない!」

野草酵素の効き目が現れるのは、この世に存在する動物たちもまた酵素不足であるからペットや家畜にも有効。特に家畜が酵素不足であると、消化酵素の無駄遣いにもなるし味も落ちる。そんな心配もしながら、仕事柄豚の屠殺などによく立ち会っていました。私は研究者ですから、普通の人よりは解剖などに慣れています。正直言って豚が殺された後を見るのは、非常につらいものがありました。私が辛かったのは、豚の腸の中が気持ち悪いほどに真っ黒だったからです。しかも、なんとも言えない悪臭が漂います。どの豚も腸は真っ黒、一目見ただけで悪玉菌が充満しているのは明らかでした。これは酵素原液を飲ませるしかないと思い、実行して頂きました。そのときに畜産家や私が心配したのは、人間でさえ胃酸は強い物を持っているのに、ビフィズス菌などの善玉菌が生きたまま腸まで辿り着けるのだろうか?ということでした。豚の腸は完全な悪玉優性でしたから、これをうち破るには相当な量の善玉菌を腸まで送り届けなければなりません。

結果、3週間で豚の腸はすっかりきれいになりました。私が野草酵素を培養するときにより生命力の強い物をと追い求めてきた成果が得られたように思いました。

酵素や善玉菌が苦手とする熱にも胃酸にも耐えてなおかつ腸に入った後も悪玉菌を駆逐してしまうのですから、善玉菌の活躍には頭が下がる思いでした。

最近はO−157などを始め、家畜の不安が広がっています。

狂牛病も忘れてはなりません。

酵素を与えて家畜の腸内環境をよくして発症を抑えてほしいものです。

※近藤氏の実家は豪農といわれるほどの資産家だったと聞きましたが、その資材を全て研究用の豚に替えてしまい、酵素がどういうふうに細胞内を巡るかを研究していました。酵素を与えると同時に細胞を見る必要から当然豚を殺さなくてはいけません。そんな事が続き周りの人からは奇人扱いされる時期がありました。それもこれも、酵素に魅せられた男の執念というか、そのために私も救われましたけども凄い物を感じます。

体質は3ヶ月で変えられる

これだけの成果を持つ酵素原液ですが、これは薬ではありません。分類的には清涼飲料水に入りますが、指摘したい違いはそこではなくて、主に薬は対症療法的に用いられるのに比して、こちらは病気を治すこともしますが病気なりにくい体になっていけるところに違いがあります。

現在は病気の一歩手前のような不定愁訴などのハッキリしない病気が急増中です。実際に痛みがあるのに各科を回されて最終的に体質だから気にしないのが一番などと言われてしまうことがあります。

これは対症療法を中心とした現在の医療体制の限界を物語っています。対症療法からの脱却が叫ばれて久しいにもかかわらず、それを解決するためには医療制度そのものを改革しなければならず、なかなか改善される気配すらありません。

かくして私たちは世界で一番高い医療費を払い続ける国民となっています。

さて体質改善ですが、そのスピードは、

腸から悪玉菌を追放するのに一ヶ月半−ガンなどの重病人の方でも。

体中に多くの老廃物が溜まっている方でも一ヶ月半で十分に毒素を出し切ることが出来ます。

もちろん、その間の食事は大切です。出来るだけ、ガンの餌になったり、老廃物になりやすい、脂肪分や動物性のタンパク質は避けて、穀類や野菜を中心とした食生活に切り替えることを心がけてください。

そして成人男性で一日あたり50シーシー(ガンなどの方は100シーシー)の野草酵素を飲む事です。温度は37-38度にすればより酵素や微生物が活発に働けます。そうすると、3ヶ月で体質改善は完了します。

これは、体内の細胞が全て入れ替わるサイクルが3ヶ月だからです。つみまり3ヶ月たつと同一人物でありながら、全く新しい人になっているワケです。ですから体質だと言って諦めることはどうかしないで頂きたい。私は多くのガン患者や糖尿病、心臓病の方々に酵素をお勧めしています。中にはいつも酵素をそばにおいて苦しくなったらすぐに飲むという具合にしながらついに心臓病を治して閉まった方もおられます。体質を変えるというより全く新しく生まれ変わったといえるでしょう。

わずか3ヶ月です。どうかみなさんも諦めずに酵素のある生活を試みてください。

きっと見違えるように元気になるでしょう。

※私は背中のできものが一ヶ月半でなくなりました。胸囲もうんと増えました。

気力も充実して性格も変わる!

いろんなストレスがあります。ストレスは胃腸を直撃します。

一概に内臓がよくなれば解決するワケではありませんが、酵素研究者の立場としての解決方法を申し上げておきますと、

体内に野草酵素摂り入れることにより、新陳代謝が活発になり腸に溜まった毒素が排泄されて体がスッキリします。そして脳細胞の価値道も更に活発化してきます。それにより、自然と心が前向きになって積極的になるという事例があります。

実際に登校拒否をやめたというお子さまもいらっしゃいますし、頭痛がとれて人とあうのも苦痛でなくなったということもあります。

※これは確かに気力の持続が違うように思います。切れる子が起こす金属バット事件がカルシウム不足とも言われていますから、食べ物の性格に及ぼす影響はとても大きいように思います。

無理なく効果的なダイエット

本来は中年の男性の方が深刻ですが、日夜努力されているのは女性ということになります。しかしながらどうしても申し上げ置きたいのは、無理なダイエットは絶対にしないことです。OLとして働いているのに極端に食事の量を減らしてしまうとただでさえ、現在の食物には必要な成分が足りませんから、食事制限はよほど気を付けなければなりません。特に朝食は抜いてはいけません。貧血と冷え性になるだけです。

野草酵素で健康的なダイエット

そもそも、ダイエットとは単に細くなればいいわけではなくて、自分の適正な体つきと体重に戻すことが大事なハズです。「健康美」といいますが、美しさの条件に健康が必須だということも覚えておいてください。それならば、野草酵素はダイエットに最適です。なぜなら、体の中の不必要なものを全てだしてくれるからです。

酵素と有用微生物の働きによって、腸内の老廃物を始めとする体内のあちこちにある老廃物を出してくれるのが野草酵素です。

その毒素たるや健康な人でも2−3キロあると言われています。便秘気味の方はその倍以上あることもあります。

ただの食事制限では老廃物は出ていかず、必要な栄養は入ってきません。体を虐めているとしか思えないダイエットが多いのはこのためです。

その点、野草酵素を使ったダイエットなら健康的に出来ます。が、夜遅くまでカップラーメンやスナック菓子をつまんだり、お酒を飲んだりしていては元も子もありません。その辺は気遣って頂きたいです。

野草酵素なら誤ってやせすぎるということもありませんし、適正で健康的なダイエットになるでしょう。

※近藤氏は基本的に女性はギスギスなってはいけないと言ってます。私も同意見。(^_^)

野草酵素を効果的に取り入れよう

このように役立つ酵素ですが、100シーシーあたりで200カロリーありますから、やはりカロリーオーバーには気を付けた方がいいでしょう。特定の病気にかかった患者さんの場合は症状と医薬品の関係もありますから一概には言えませんがここでは野草酵素の効果的な飲み方と量についてお話したいと思います。

・まず一日の量の目安は50シーシーです。朝食後と就寝前の2回に分けて飲むのが良いでしょう。

・熱に強いのが野草酵素の特徴でもあります。煮立った鍋はダメですが、60度くらいまでなら耐えますので料理の隠し味にいかがでしょう。

・お酒を飲んだ翌日朝食を摂るのが辛いときは、ヨーグルトに野草酵素を混ぜてそれを朝食代わりにしてください。アルコールの分解に最適です。

・野草酵素入りのワインもありますから、晩酌を切り替えるとか

・日本酒に少し挟んで飲むとか

・また、一日2回の服用がしんどければ、就寝前にお飲みください。寝ている間が最も消化吸収が活発になりますので、その方が効果的です。

皆さんは体に良い野草酵素を効果的に補給して、病気をしない、そしてダイエットの必要がない体づくりをしてくださるようお願いします。

※当店には生タイプがありますので、おすすめの半分で結構です。また、体質改善後の健康維持目的ならその半分でいいように思います。(店主見解)