2002 3/29 第一回目

当日飲んだワインは、

アルノー・アント ムルソー1999
ジャンマルク・モネ サンヴェラン2000
ジャンマルク・ボワイヨ リュリー・モンパレー1999

ジャンモルテ・ムーランナヴァン 1999
メトラ・フルーリー 2000
ジャッキー・トルショー クロソルベ1998

と萬谷シェフおすすめのシャンパンとワイン、
ワインはスペインの領事館のシェフを勤めた時代に、ラングドッグ
まで足を伸ばして見てきた面白いワイン−名前は失念。
個性的なワインを3種類ほど頂きました。

閉店後の12時から始まった試飲は最初お店のスタッフと私どもが3人で
参って計8名から始まり、ワインがうまかったので、きのおけない
シェフ仲間を1時もまわろうというころから、2名ほど携帯で呼び出して
10名での会となりました。アント、リュリーは最初きれいなイメージだけが
強かったですが、1時間を経過する頃から本来の持つ味わい−アントし伸びやかな
酸とバターの香り・全体に上品なムルソーをいかんなく発揮しだし、リュリー
は会場にいた全員から今までのリュリー=うすいというイメージではない
ほんとにうまい味のある白ワインと認識して頂きました。私が福岡で頂いた時は
抜栓後5時間ほどたっていましたが、今回も時間がたつにつれ随分と厚みの
加わったキャラになりました。そして、驚くべきはサンヴェラン。あけたてから
ずーっとおいしい。この価格帯2,000円ほどのシャルドネとしては凄いです。

赤は、上にも書いたとおり、ジャンモルテ、メトラともにみんなに骨格の
しっかりしているボジョレーを一体何人の方が飲んだ経験を持っているのだろう?
と思うほど、濃厚で緻密な味わいで、ボジョレー=うすいと思っている人に
ガツンと一発飲んで頂きたいです。そして、この時のおおとりがジャッキー
・トルショーのクロソルベ98。もう、みんな黙って飲んでニヤニヤと黙っている。
美味しい物を食べると人間笑ってしまうんだとその場の全員が再確認してしまいました。
トルショーのクロソルベ98は全てこちらのお店に嫁に行ってしまったので、現在
お渡し出来るのは、99になりそうです。

そんなこんなで、明日は営業日だというのに閉会は夜明け前の3時でした。


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