20050605に行われました天満のbistrotB.O.Fさんで行われましたマキコレとランチの会を
担当致しました田中がまとめたものを、アップ致しました。

まずは、当日の料理とワインのご紹介

       
本日のお料理

 
アミューズ カナッペ2種(フォアグラとタラのブランダッド )
パンの上にフォアグラを細かくしたものと、マッシュポテトとタラを蒸して細かくして混ぜ合わせたものを乗せたものです。

 
ワイン ラリューアリゴテ02
 
 


前菜 豚肉のリエットサラダ添え
テリーヌ型にスペアリブや数種類の野菜とハーブを煮込んで、焚いたものをすりつぶして、豚肉の脂で固めました。
 
ワイン ラリューアリゴテ02
 
 
 
魚料理 白身魚のクネル アメリケーヌソース
白身魚を団子状にして、シュー生地で巻いたもの。ソースは甲殻類(かに)の殻を

トマトと野菜で焚いたソースにしたものです。下にはバターライスが隠れています。
 
ワイン クロードマレシャル ブルゴーニュロゼ02 
 
 
 
肉料理 子羊のもも肉ロースト ハーブ風味 
子羊の中にハーブ(タイム・ローリエなど)を入れてローストしたもの

ソースはシンプルに焼き汁をベースに味付けしました。
ワイン フリュムブランシェ カシィールージュ98
アフィラント  キュベ・デ・ガレ03

    ルネフライト レッテンベルグ99
    ジャッキートルショー モレサンドニ クロソルベ02

挨拶に代えて田中がコメントしていた当日の配布メッセージ

あのーワインってあなたにはどのようなイメージがありますか?
いきなりですけど
 
例えばこんな感じですかね?
グラスを鼻に近づけて難しい顔をして ウンウンとか。
何年もののワインは「あーだよね。」「こーだよね。」とか。
ガベルネソーヴィニヨンの味わいが、「うんたら・かんたら」とか。
 
自分はあまり美味しいと感じないのに、みんなが
「美味しい」「すばらしい」 っていうので、
ちょっと はてな?
ってありませんか?
 
僕は思うんですけど、なんか堅ぐるしくないですか?
ワインって難しすぎって思いませんか?
 
それはね、深くワインを突詰めるとワインって奥がすごく深いものだと思いますよ。
僕も、日々感じているのですが。
「ワインってすごく奥が深いわ。」
「けどすごく面白い。」と思いますね。
 
が、しかしたまに何かのときにワインを買われて飲む方の
「ワインって難しい」って
ちょっと違うと思うんですよ。
 
ぶちゃけて言うと
あまり美味しいワインを飲んだことがないと思うんですよ。
(気を悪くしないでくださいね。)
 
自分がワインを飲んで
「これはあんまり美味しくないわ。」
と思ったけど、周りの人らはけっこうそれなりに美味しそうに飲んでいる。
「あれ?このワインあまり美味しくないの?」
「私だけ?」とちょっと不安になりませんか?
僕は代わりに言わせて頂きます。
 
あなたが、美味しくないと思ったのは、美味しいワインではなかったんです。
美味しいものは、ホントに美味しいんです。 コレほんとです。
 
自信をもってくださいね。
僕はよく人に
「田中君はワイン好きやねんな」と言われますが、ワインは好きは好きなんですけど、少し意味が違うんですよ。僕は単に素直に美味しいと感じるマキコレワインが好きなだけで、他のワインで好きになれるワインが、少ないんです。実は。
 
僕はもっと気軽に楽しくワインとつき合えたら、いいなと思います。楽しくつきあうには、まず美味しいワインがあることを知ることだと思うんですよ。それからワイン好きになればいいと思うんです。あたりまえですかね。
 
マキコレワインってなに?
と思われました?
 
マキコレワインとは、群馬県の酒屋の金井屋の一人娘さんの金井麻紀子さんが、フランスのワインを造っている蔵を日本で有名なところから、無名なところまで、気になるところはかたっぱしから周り、自分の舌を信じて、
「このワインなら私の人生を掛けられる。」
「私が感じる、こんなに美味しいワインを是非日本に紹介したい。」
と10年間フランスを周り、紆余曲折をへて見つけてきたワインが、マキコレワインなのです。
 
あともっとすごいのは、
日本人で数少ないワイン造りのフランス言語が解る方で、それとワイン造りの免許をもっているので、ワインを造る側のことをすごくよく理解して、ものすごく突っ込んだ質問ができるので、だから生産者も真実の情報しか言わない。そうですよね。解るひとには、いっぱい話しも聴いてほしいし、嘘もつけないですよね。
 
生産者も金井麻紀子さんのことを家族のように接するみたいで、
ビジネスではなく、本当にワインが好きなもの同士の付き合いから
ワインを選んでくるので、マジ本物のワイン。
美味しいワインしか選んでこない。
 
だからマキコレワインは、すべて美味しいワインなのです。 すごいですよ。
 
マキコレワインを飲む前までは、僕はワインはあまり好きではなかったんです。買って飲もうとまでは思わなかったんですよ。 だけど今では何かの時には、いつもマキコレがありますね。必ず。
 
マキコレワインを知る前は、ワインにあまり良いイメージがなかったんですよ。
渋くて酸っぱいし、飲んだ後なんとなく頭が、痛くなっちゃうし。美味しいワインにあたらないし。
 
なんかね気取って飲んでいるイメージがあったり。(ワインに慣れていなかったんですね。)
 
本とか雑誌で、ものすごく良いように書いてあるのに、期待して飲んでみると本に書いてある通りの味がしなくて、自分の味覚はおかしいのか?とへこんだり。有名なソムリエさん推薦、抜群に美味しいワイン。って書いてあるから買ってみると、ほんと抜群にまずくて、俺の味覚は違う世界なのかなーと、かなり自信をなくしたり。
 
ホントにワイン嫌いやったんですよ。
 
それがマキコレワインを飲んで、飲んだ瞬間に
「あれ?このワイン、ブドウの味やん。」
「これはホントにうまい」
と感じまして、直感でこのマキコレワインは本物やと思いましたね。
 
それから、マキコレワインの安いものから、高いものまで数多く飲んで、すべてのマキコレワインが美味しいのを知り、(まだまだ全種類制覇までは、長い道のりですが。)
それから、店長や金井屋さんそして金井麻紀子さんに、
 
なんでマキコレワインは、こんなに美味しいの?
どのように生産者はワインを造っているの?
なんで他のワインを飲むと、ちょっと頭が痛くなるの?
 
いろいろ話を聴きまして、それで、
 
だからマキコレワインは、こんなに美味しいのかが、頭ではなく、ハートでものすごく理解出来ましたね。
 
今日はね、別にワインのうんちくをしようって気はないんです。
ワインを気軽に楽しんでください。
 
美味しいお料理と美味しいワイン。
それと
気の合う仲間との楽しい語らい。
もうそれだけで最高じゃありませんか?
 
今日は森シェフのワインに合わせたお料理を作っていただきました。
森シェフのお料理はすごくリーズナブルでコストパフォーマンス高い美味しいお料理です。
 
ワインは、軽めで優しい味わいの飲みやすいワインを中心に選びました。
 
今日は是非楽しんでいってください。
 
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
 
                               池原酒店 田中竜也
本日は、第1回ビストロbofランチwithマキコレワインに、ご参加して頂きありがとうございます。 少し暑くなりかけた、お昼のランチとワインですので、ワインは軽やかでしっかり味があり、飲みやすいワインを中心に選びました。                    マキコレワインリスト                             

1.ラリュー アリゴテ02     白ワイン              
ブドウ品種 アリゴテ
透き通った、透明感溢れる綺麗な味わいのブルゴーニュの白ワイン。
この値段でこの味。そう他にはないです。
 
2.クロード・マレシャル ブルゴーニュロゼ02   ロゼワイン       
ブドウ品種 ピノ・ノワール
今までのロゼワインの概念がひっくり返ってしまうほどの衝撃的なワイン。
赤ワインと白ワインの良いところ取った、いい感じで調和がとれている辛口ワイン。
ワインを入れてしばらくすると、グラスからの香りが、野いちごのやさしい香りがほのかにします。
 
3、フェルムブランシェ カシィー ルージュ98   赤ワイン        
ブドウ品種 グルナッシュ50 サンソー50
フランスの超観光地のプロヴァンスのワイン。そこにこんなに美味しいワインが
ありました。軽い味わいの中に、口の中に果実の甘みが、ふわっと広がります。
 
4、アフィラント  キュベ・デ・ガレ03    赤ワイン        
ブドウ品種 グルナッシュ90 ムールベードル10
ローヌワインらしからぬ、エレガントな味わい・・・その言葉の意味がこのワインを飲めば解ります。  
新入荷の03のワインをお持ちしました。
 
5、急遽登場 ゲストワイン
 
6.ジャッキートルショー モレサンドニ クロソルベ02  赤ワイン  
ブドウ品種 ピノ・ノワール
2005年でワイン作りの引退を決めている名匠トルショーの赤ワイン
東京では、買いたくても買えない作り手のワインです。色はすごく薄いのに味わいは圧倒的な果実味と優しい味わいで、多くのファンを魅了してやまない驚異的なワイン。

本日のワインは、畑仕事から丁寧に作られた。美味しいワインを作ることを目的として真面目に作られた。本物の有機のワインです。
 素直なやさしい味わいで、生産者のやさしい人柄も、ワインを飲んで思わず感じてしまう。ワインを難しいと感じているあなたも、きっと美味しいと感じていただけるワインと思います。人の舌の感覚は十人十色ですが、美味しいと感じるところは全(ひとつ)だと思います。
あなたの舌で本物を感じてください。

 
 
 
 
 


田中のレポートです。次回に向けての反省材料も揃いました。

 
第一回 ビストロBOFランチWithマキコレワイン
日曜日のお昼の1時半から始まった。ビーオーエフさんのお料理にマキコレワインを合わせた会に12人の方の参加があり、お料理とワインを十分に堪能し楽しんだ和やかな会になりました。
 
わたくし田中は、ぎこちないながら料理のお皿を運んだり、グラスに入れたワインをテーブルに運んだりと裏方に回り、レストランでサービスをする(サービスまではいかないですが?)貴重な体験ができました。最後には昔やっていたストリートダンスを即興で披露することになりました(笑)久しぶりに踊りましてかなり緊張しましたが、楽しく踊れました。
 
参加させた方の声ですが、
 
・美味しいお料理とマキコレワインを十二分に堪能できました。マキコレワインだけ普段飲んで、それだけで感動していたのですが、美味しいお料理にワインを合わせることで、また違った魅力でマキコレワインを楽しめました。お料理が凄く美味しかったです。特に二品目の魚料理とロゼワインが最高によかったです。 
 
・子羊のローストとアフィラントのキュベ・デ・ガレがものすごく合って美味しかった。 
 
・魚料理のソースが、すごく美味しかったです。
 
・お料理が、ボリュームたっぷりで驚き感動です。
 
・あのお料理とワインで5000円はかなりお得です。 またやってください。
 
・あれだけのボリュームの子羊のローストをはじめて頂きました。
 
・トルショーのワインと子羊のローストが、すごく良く合って美味しかったです。
 
・様々なワインを料理と一緒に頂けて、楽しかったです。
 
・コーヒーとデザートがあればもっと良かったかも。
でもあれだけのボリュームのお料理と六種類のワインでも満足ですが。
美味しいお料理とワイン堪能しました。ありがとうございます。
 
・お昼からあれだけのお料理とワインをはじめて頂きました。かなりおなかが苦しかったです。
 
ワインとお料理のレポートです。
ワインは出す前に全てテイスティングし、お料理は、裏で少し味見をさせてもらい、料理とワインの感想は、自分の意見と参加させた方に後で聞いたことをまとめました。
 
ワインは、会の一時間前にすべて空けまして、涼しい場所に置いていました。
ラリューアリゴテ02 アミューズ(突き出し)と前菜の豚のリエットに合わせましたが、透明感溢れるラリューのワインは、豚の脂をやさしく包み込み口の中にやさしい広がりを見せました。 シェフはこの綺麗すぎる味わいのワインに合うかな?少し不安げでしたが、結果は、大好評でした。
 
クロードマレシャル ブルゴーニュロゼ02 白身魚のクネル アメリケーヌソースに合わせましたが、お料理とワインが抜群に合ったと大好評でした。
 
フィルムブランシェ カシィールージュ 会の最中は少しコンディションが良くなくて少し閉じてまして、アフターが弱い感じでしたが、カシィールージュの良さの爽やかな軽さと甘さはありました。(会の最後に少しあまったワインを飲まれた時は開いてきたみたいで、シェフは、黙った飲めばブルゴーニュの畑名がついているほどの味わいやね。とおしゃってました。)
 
ゲストワイン ルネ・フライト レッテンベルグ 「バラの香りがするワイン」とこの日に名付けられたほど、香り豊かなアルザスのピノ・ノワールのワイン。
子羊のローストには、軽めのワインなので、若干ワインが負けましたが、香りの豊かさが、食欲をそそったみたいです。こちらも大好評でした。
 
アフィラント キュベ・デ・ガレ03 アフィラントのエレガントさは健在で、03とは思えないほどしっかり味もあり、バランスも素晴らしく、いますぐ飲んでも美味しいと思いました。 4つの赤ワインの中で、子羊のローストに一番合ったのが、このワインで料理とワインをあわせる味わいの感動がものすごくあったみたいで、評判はすごく良かったです。
 
ジャッキートルショー  モレサンドニクロソルベ02 トルショーのワインが出るときに拍手が起きたほどの本日の超目玉のワイン。グラスに注がれたワインの薄さと美しさにため息が漏れ、飲んだときの味の凝縮感に驚きと感動がありました。トルショーのワインはどの料理にも合うみたいで、子羊の味を引き立てて、ワインと料理の相乗効果があったみたいです。
 
この日はワイン会というより、純粋にお料理とワインを楽しんだ会でした。
最初にワインを難しいと言われてたかたも
「美味しいお料理とワインがあれば何もいらないわ。」
「凄く楽しかった。」
とおしゃっていました。
僕もワインの感想を直接頂いたり、料理とワインの相性の感想を生で頂けて、大変貴重な体験でした。それとはじめてビーオーエフさんにこられたお客様も
「また普段でもお料理頂きにきます。」とか
メニューの看板を見られて
「このお料理の感じが出てこんなに安いの?」
とかいろいろ声があり
さりげなくお店の宣伝ができて良かったです。

当日素晴らしいお皿を用意してくださったお店「bistrotB.O.F」さん<ありがとうございました。

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